スマホ・PC・タブレット環境で無料でオンライン家庭教師の授業を受ける方法(Google Meet)【Zoomより良い選択肢】

未分類

こんにちは。「飛ぶ教室」オンライン家庭教師のけんです。

オンライン家庭教師や個別指導のやり方がイメージできずに、困っている受験生や保護者の方は多いかと思います。大手のサービスでは、独自の設備を整えているところもあったり、別途ソフト料金がかかることもあります。

そこで今回は、スマホ・PC・タブレットのいずれかを持っていれば、無料でかつ問題なくオンライン授業を受ける方法をお伝えします。
この国語・文系難関大オンライン家庭教師「飛ぶ教室」でも採用している、簡単でおそらく最良の方法です。

使用サービスリスト
  • Gmail
  • Google Chat(普段の連絡・資料共有)
  • Google Meet(ビデオ通話)
  • Google Jamboard(オンラインホワイトボード)
  • Google Sheets(授業報告の共有)
  • Googleカレンダー(授業時刻のリマインド)

Gmailアカウントを作成すれば、全てグーグルの公式サービスでなんの問題もなく完結します。

Googleアカウントを作成する

今回お伝えする方法は、基本的に全てGoogleのサービスを利用しています。言わずと知れた大手なので、安心でかつ始めやすいですよね。

まだGoogleアカウントを作られていない方は、まずはメールアドレスを作成してください。

Google アカウントの作成 - Google アカウント ヘルプ
Google アカウントは、多くの Google サービスへのアクセスに使用できます。Google アカウントを使用すると、次のようなことができます。 Gmail でメールを送受信する YouTube で新しいお気に入り動画を見つける

上記ページの手順に沿ってアカウントを作ってください。

既にアカウントを持っている方は、そのメールアドレスをお使いいただいても構いません。普段の講師とのやりとりにも使用できるかと思います。

スマホ・タブレットの場合は、 iOSであればApp Store 、androidであればGoogle Playストアから、「Gmail」アプリ(無料)をインストールし、作成したアカウントでログインしてください。

Google Chatで日頃の連絡を行う

基本的にはLINEと同様のチャットサービスで、日頃の連絡をするために用います。
解いた問題の写真なども気軽に共有でき、また、Googleのサービスとの連携が容易です。
例えば次に紹介するMeetのビデオ会議をワンクリックで始めることができます。

スマホ・タブレットの場合は、 iOSであればApp Store 、androidであればGoogle Playストアから、「Google Chat」アプリ(無料)をインストールし、Gmailアカウントでログインしてください。
PCでも使用できるので、調べてみてくださいね。

インストールしたら、検索欄で連絡したい相手のGmailアドレスを入力してみましょう。

当教室のアカウントを検索

相手のアカウントが表示されるので、タップして連絡先を追加します。
講師・保護者・生徒など、複数人で連絡したい場合は「スペース」を作成し、必要な人を招待しましょう。

ビデオ通話サービスGoogle Meetを利用する

授業の始め方

Google Meetは、1対1では24時間まで、3人以上の場合は60分間まで、無料でオンラインビデオ会議ができるサービスです。

Google Meet: オンライン ウェブ会議通話とビデオ会議通話 | Google Workspace
Google Meet を使うと、Google Workspace に含まれている安全なオンライン ウェブ会議通話やビデオチャットをご利用になれます。

3人以上で60分が経過しても、再度入室すれば、実質何時間でも無料で利用できるので問題ありませんね。

こちらに機能が紹介されていますので念のため。
https://apps.google.com/intl/ja/intl/ja_ALL/meet/how-it-works/

こちらはZOOMやSkypeと同様のサービスなのですが、

①通信が比較的安定している
②ブラウザからアクセスできる(PCソフトインストール不要)
③背景ぼかしなどの機能が充実している
④保存編集できるホワイトボードGoogle Jamboardとの連携がしやすい

などのメリットがあります。スマホ・タブレットでは、「Meet」アプリをインストールして、Googleアカウントでログインします。(Gmailアプリにセットになっている場合もあります!)

そして、先生(または生徒)がボタンを押して「新しい会議」を作成すると、

例)ttps://meet.google.com/xxx-xxxx-xxx

のような共有リンクが作成されます。
このURLの末尾にある、xxx-xxxx-xxxの10桁のランダムなアルファベットの部分が、「会議コード」というもので、このコードをページの「会議コード」記入欄に入力しても、会議に参加することができます。

先生は共有リンクか会議コードを、メールなどで生徒に共有します。予定時間になったら、両者が会議にアクセスすれば、授業が開始できます。シンプルですよね。

なお、生徒が入室する際、主催者(先生)側に通知が来て、入室リクエストを許可する必要があります。許可があるまでは待機しておいてください。

Meetの共有リンク・「会議コード」は、一度作成してしまえば、何回でも使用できます。ブックマークやメモに保存しておけば、毎回の授業の際にアクセスするだけです。

補足事項

部屋が散らかっている方でも、Meetだったら安心です(笑)。
会議画面の、星がキラキラしているようなボタンをクリックすれば、背景をぼかしたり、好きな画像を設定できます。

Meetで背景を変更

また、上の「画面を共有」を押せば、自分の端末の画面やウインドウを相手にリアルタイムで見せられます。

先生が教材などを表示して共有するのにとても便利です。

このように様々な機能が無料で使えるのは、感動ですよね。Google様様です。

ただ、一つ気をつけていただきたいのは、背景ノイズ処理機能によって、生徒の環境によっては、声がノイズとして認識されて途切れることがあります。

多くの場合、マイク付きイヤホンを使用していただくと解決します。ダイソーなど安価なものでも問題ないですので、購入をお勧めします。

Google Jamboardでホワイトボードを利用する

オンライン授業でぜひ使用したいのは、リアルタイムで書き込みが共有できるホワイトボードサービスですよね。

さまざまな会社がホワイトボードやノートのソフトを作成していますが、無料で、かつ、ずっと保存ができて使いやすいものがいいですよね。

はい、こちらもGoogle様のご登場です。ホワイトボードサービス「Jamboard」を使いましょう。Meetとの連携機能もあり、ばっちりですね。

Zoomでもホワイトボード機能がありますが、画像としてしか保存できず、圧倒的にjamboardの方が使いやすいというのが実感です。

PCブラウザであれば、下の画像のように、Googleのページで右上にある9つの丸のボタンをクリックして、下にスクロールすると出てくるJのアイコンをクリックしましょう。

Googleのページ右上からJamboardを選択

スマホやタブレットでは、アプリがあるので、インストールしてくださいね。

そして、 jamboardのページを開くと、右下に+ボタンがあるのでクリック。

ホワイトボードを追加

すると、新しいホワイトボードが作成されます。

新しいホワイトボード

右下のペンボタンを押すと、左側に機能を選ぶバーが、上の1/1の部分を押すと、新しいページを追加できます。最大20ページまで作成できます。

ノートの追加、ペンの種類選択

左側には、ペン、消しゴム、移動、ポインタなどの機能が並んでいます。ペンは色や形状を変更できます。Appeleペンシルがあれば紙のノートと変わりませんが、指でも書き込めますね。
そして、一番下の+ボタンを押すと、

リスト左下の+ボタンを押す

このように候補が表示されます。
「画像ライブラリ」ボタンを押すと、自分の端末にある写真を貼り付けられます。

事前に解いてきた問題や、自分のノートを撮影して、そこに書き込みを加えて行くことができます。正直、リアルでの授業よりも便利です!

さらに、右上の3点…ボタンを押すと、

右上の…をクリック

このようなリストが表示されます。
新しく作ったホワイトボードは、「名前を変更」を押して、日付・氏名・内容がわかるような名前に変更しておきましょう。

ホワイトボードを作ったら、上のリストから「共有」ボタンを押しましょう。

作ったホワイトボードの共有

ボードを共有したい先生などの相手のGmailアドレスを記入したら、相手のアカウントが表示されるのでクリック。
これだけで、ホワイトボードの共有は完了です。

ホワイトボードはひとつにつき20枚までページが作れるので、毎授業新しくボードを作成すると良いです。もちろんボードは全部保存できて、スマホからでもパソコンから、タブレットからでも、どこでも見直せます。

スマホやパソコンでMeetを開いて、ビデオ通話をしながら、手元のタブレットで、Jamboardでどんどん書き込む。これが一番理想の環境だと思います。

Google スプレッドシートを使用する(保護者様向け)

例えば当「飛ぶ教室」では、保護者様には、Googleスプレッドシートを利用して、生徒様の指導記録をご報告しています。

Google Sheets: オンライン スプレッドシート エディタ | Google Workspace
Google Sheets を使用して、オンライン スプレッドシートを作成、編集しましょう。どのデバイスからでもリアルタイムで安全に共有してインサイトを確認できます。

オンラインで共有できる「エクセル」のようなサービスですね。

教師が作成したシートのURLを、メールなどで保護者様にのみ共有し、ブックマークや「スプレッドシート」アプリから毎回閲覧していただけるようになっています。

 指導記録報告の例

何かコメントがあれば保護者コメント蘭に記入していただければ、次回授業までには確認しています。お急ぎの場合はメールの方が良いと思います。

こちらも無料で利用でき、きちんと生徒の状況が把握できるため、遠隔でも安心ですよね。もちろん個人情報の漏洩も、共有相手を限定しておけば心配ありません。

まとめ

というわけで、今回は、Googleの「Gmail」「Meet」「Jamboard」「スプレッドシート」を利用した、オンライン家庭教師の始め方を解説しました。

もはやGoogle依存症ですね(笑)。誰でも知っている会社のサービスで、無料で何の問題もなく、対面よりも充実した授業が始められるので、やらない手はありません。ケストナーの『飛ぶ教室』ではないですが、いつでもどこでも授業ができる時代になりました。

大手オンライン家庭教師サービスでは、独自の環境を使おうとして、逆に使いづらくなっていることもあると聞きます。例えば手元カメラなんて面倒ですよね。。

授業料も教師に支払うだけでいわゆる「中抜き」もない、小規模のオンライン家庭教師サービスがもっと増えるといいなと思います。

オンライン家庭教師「飛ぶ教室」では、東大卒プロ講師が、国語中心・過去問中心の大学受験指導を行なっておりますので、興味のある方は当サイトから無料体験・ご相談をおまちしております。国語以外も歓迎です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました